アパレル商品の実店舗販売や、インターネットの通信販売ショップを利用して販売することを希望している場合では、まずは商品を仕入れることから始まります。
通常の国内での方法で考えてみると、全国各地にアパレル商品の卸し業務を行う問屋というものが存在しているので、契約内容によっては商品を卸してもらえる可能性もあります。
しかし、現在ではもっと手軽な方法でアパレル商品の生産が可能です。
OEMとして、アパレル商品の生産を委託することです。
活用することで、商品を生産する自社工場を設ける必要がありません。
それでいてオリジナル商品のように仕上げることができ、決められたロット数であれば問題なく仕事依頼を行うことができるお得な方法です。
手数料と製作費用等についても海外・中国で工場を持っているアパレルOEMの会社では低めの資金でも十分に対応できることも大きなメリットです。
商品ラインナップが豊富な会社もあるので、新ブランドを立ち上げることも可能です。
国内で販売することについても自由に決めることができ、例えば実店舗で新ブランド店として開業することの他にも、インターネットのECサイトを通じて拡販することにも向いています。
代行のメリット
海外工場に依頼する場合、自身でやり取りすることを想定すると何かと不安を感じてしまいます。
その不安を解消するには、代行会社を利用することです。
OEM代行会社は、多数の会社が既にネット上に公式サイトを用意している状態なので、各サイトを比較検討してみて気に入った商品を取り扱っている会社に任せることが良いでしょう。
信頼できる工場が探せる
代行業者の中には、中国に提携工場を有していることが多く、高品質でありながら低価格での供給を可能にしていることが基本です。
中国製品は近年ではかなりの高品質を実現していて、既に用意されているアパレル商品ラインナップから自由に選択することができたり、新しいアパレル商品の開発にも対応しています。
ですが、OEMを受託してくれる海外工場を自分で探すとなると大変です。
まして、きちんと商品生産をしてくれ信頼できる工場となると、不可能に近いです。
OEM受託工場にも、生産可能商品・生産可能ロット・工場ラインのスケジュールなど、色々と確認が必要です。
OEM代行会社に依頼することで、生産可能な工場の選択・調整を代行してくれます。
コミュニケーション
中国工場にOEM生産依頼をかける場合、まず言語の違いがあります。
デザインや品質のこだわりを正確に伝えることができるだろうかと不安を抱くかもしれません。
国が違うとニュアンスが伝わりにくくなりますが、代行会社に依頼することで、自分で中国工場とのやり取りをする必要が無くなります。
現地スタッフとのコミュニケーションも十分に取れますので安心です。
品質
品質についても、日本ブランドのOEMをこなしている工場であれば、日本基準を理解しています。
代行会社に依頼することで、納品前に国外・国内の検品所で検品を行うので、合格ラインに達しない商品が納品されることはありません。