2020年はアパレル産業はコロナウイルスの影響を大きく受けています。
老舗大手ブランド『レナウン』の破産など、衝撃的なニュースも記憶に新しいです。
WWD:レナウンが民事再生を断念、破産へ
そこで、弊社のアパレルOEMをご活用中の取引先に目を向けてみると、売上減少などコロナの影響はほぼありません。
昨年同水準か受注増加のお客様が多い状況です。
弊社の取引先はネットショップ様が9割です。
コロナの影響を大きく受けた実店舗との違いが明確になりました。
ネットショップはコロナの影響を受けていない?
以前にブログでも紹介しましたが、ネットショップでも影響を受けている店舗はあります。
【お出かけ着】や【ダンス用の服】などをメインに展開しているショップは4~5月は苦戦されたと伺いました。
家でも着られるカジュアル服を扱っているショップは軒並み売上が好調です。
関連記事:ネットショップの売れ筋商品は?アパレルOEMメーカーが明かす最新事情
弊社のお取引先のネットショップは、今年度も売上は順調で、取引先も増えたと聞いています。
そのために昨年よりも早く来シーズンの商品の準備にかかっています。
取引先が増えたため、早く発注しないとシーズンに間に合わないとのお話でした。
2020年は外出を控える方が増加したため、自宅からお買い物ができる通販・ネットショップが売上を伸ばしています。
反対に百貨店や商業施設は集客ができず、売上を落としています。
前述のレナウンも主たる販売先である百貨店の休業と、それに伴う客離れが売上減少に大きく影響しました。
外出自粛の影響から、リモートワークが推進され、密を避けた生活スタイルが定着しました。
これにより、【お出かけ着】スーツ、フォーマル、ドレスなど。
売れにくくなった商品もあります。
【ダンス用の服】など、イベントに関わる衣類も2020年の売れ行きは落ちています。
ネットショップはコロナの影響はほぼ受けていませんが、販売する商品によっては影響がある、という結論です。
『おうちで着れる』を意識
2020年のネットショップ展開のキーワードは “ステイホーム” “おうち時間”。
家で着られるカジュアル服は売上を伸ばしました。
その中でも、締め付けずリラックスもできるけど、リモートワークでも使える “きちんと感” がある商品は良く売れています。
コーディネートのいらないワンピースも好調です。