D2Cの注意点ー失敗しないための準備項目

インフルエンサー
今注目されているD2C。
D2Cは自社で企画と製造を行い販売するビジネススタイルです。
弊社でもD2Cプランをご案内しております。

D2Cのメリット

フォロワーの数だけ商品販売のチャンスがある!

D2Cの一番の魅力は、SNSをフル活用し、マーケティングにダイレクトに反映できることです。
例えば、SNSで多くのフォロワー数を誇るインフルエンサーなどは、フォロワー向けに自社商品を直接アピールすることが可能です。
どんなに魅力的な商品であっても、必要としている方に届くマーケティングを行わないと売上は乏しくなります。
D2Cでは、購入してくれるお客様を確保してから販売を行っているようなイメージです。

自社で企画する商品ですので、イメージやコンセプトなどもとことんこだわって商品開発が行えるのも魅力です。

D2Cのデメリット

すべてが大変

D2CではSNSフォロワーに直接営業が可能ですが、商品開発・生産管理・販売サイトの管理・在庫管理・商品発送など、すべてを自社で行う必要があります。
すべてが初めての作業になる方が多く、何から手をつけていいかわからない、という方が多くいらっしゃいます。

D2Cスタートに必要なもの

では、スタートするのに最低限必要なものって何でしょうか?
大まかにまとめてみました。

販売サイト

こちらは、初期費用無料で利用できる販売プラットフォームなどを活用すれば、コストを抑えて販売が開始できます。
プラットフォームも充実していますので、用途に合わせて選択をしていくのがおすすめです。

ですが、イメージを大切にしたいので、ロゴや商品画像にもこだわりたいところです。
そうなってくると、デザイン料や撮影費用などコストはかかってきます。

商品開発

まずは商品のイメージを形にすることですが、イメージは持っていても何から始めればよいかわからない方が大半です。

アパレル商品の開発の場合は、まずは生地選びからです。
生地の種類は膨大なので、イメージ通りの生地を選択するのは大変です。センスも問われます。
OEM業者にサンプルを依頼するのが一番簡単な方法と言えます。

商品の生産

どこに依頼して商品を作るのか?信頼できるパートナーを見つけることができれば安心ですが、初めてだと失敗もあります。
生産コストを抑えるために海外工場に依頼する場合は特に注意が必要です。

また、生産ロットも注意が必要です。
中国の工場の場合、100枚などの小ロット生産も対応する工場は増えてきましたが、一般的には最低ロットは300枚と言われています。
想定より受注が少ないと在庫リスクも発生します。

生産についても①在庫ありの販売②受注生産が選べます。

①のメリットはスピードです。
在庫を準備して販売するので、お客様をお待たせしません。
購入意欲が高まっているときに購入でき、すぐに商品が届くため販売機会を逃しません。

②のメリットは在庫リスクを抑えられる点です。
受注を受けてから生産発注を行うので、在庫リスクはほぼありません。
受注後、ロット数に達してから生産開始をするため、お客様の手元に届くまでに1ヶ月以上はかかります。
届くまでにキャンセルになる、最低ロット数に達しないため生産開始が遅れてしまうなどのリスクがあります。

商品の確認

完成した商品の検品はとても重要です。

糸のほつれや色落ちのチェックなども大切ですが、一番怖いのは「針」の混入です。
特に日本国内では、針の混入は賠償問題に発展して大変です。
検針機の手配はコストがかかってもおすすめしています。
検針器
検品の人員を設けるかどうかも検討が必要になってきます。

受発注・在庫数の管理

受注を受けた商品は在庫数から減らして管理していかなければいけません。
その際に、キャンセル・返品・サイズ変更なども対応していくとなると、返金処理や返品受付、在庫数の変更などの業務も発生します。
商品数、規格やサイズが増えてくると作業も膨大になってきます。
こちらも専任の人員を設けるかどうかを検討しなければいけません。

発送管理

受注を受けたお客様に商品を発送します。
商品を間違いなく発送するためには管理が必要になってきます。

初めてのOEM取引は特に注意!!

初めて生産を工場に依頼する場合は注意が必要です。
特に海外工場の初回取引ではありえない事例をよく伺うので、ご紹介します。

■発注してお金を払ったのに、商品が届かない!
生産を依頼し、代金の支払いも完了。
だが、納品日になっても商品が届かず、先方に連絡してもつながらない。

■商品は届いたが、中を確認したら商品がひどかった!
商品を確認すると、サンプルとは全く違う商品だった。
デザインも大きさも違い、着れる物では無かった。

■サンプルと色が違う!
サンプル確認した商品はイメージ通りだったが、届いた商品は全く色が違った。

■洗ったら色が落ちた!
サンプル商品は色落ちのチェックをクリアしていたが、肝心の完成品は洗ったら色落ちした。

弊社では初めて取引を開始する工場に対しては、訪問・面談・見学を行い、取引事例などを確認します。
そして、一回テスト発注(自社商品を最低ロットで発注)をして取引開始するかを判断しています。

発注から納品までの対応と納品物のクオリティによって発注を行うか否かを決定します。
また、テスト発注時に得た情報で、工場ごとに注意点をマニュアル化して、社内共有を行いミスを起こさないように管理しています。

海外取引は本当に驚くようなことが起こりがちです。
初めてでも失敗しない取引を行いたい方は、ぜひ弊社にご相談ください。

インフルエンサー様向けの商品提供 OEM・D2Cプラン


素敵なアイデア・企画を持っていても収益化させるまでは長い道のりです。
弊社では、インフルエンサー様向けの商品提供・OEM・D2Cプランをご用意しています。
あなたの影響力・集客力・販売力を生かしビジネスにつなげてみませんか?